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Computer & Network 自宅サーバ日記

HDDクラッシュ&リカバリ

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12月1日の未明に、自宅のサーバのディスクがクラッシュした。orz
朝起きるとRAID監視ツールからPort 0のHDDに異常とのメールが届いていた。RAID 1(ミラー)で運用しているのでHDDが一基死んでも大丈夫と思っていたら、なんとサーバがフリーズしている。仕方ないのでハードウェアリセットをかけて再起動させてみた。が、/homeパーティションのfsckがわずかに進むだけで一向に終わらない。フリーズしてしまっているように思える。
なんとかディスクを復旧させるべく、初めてKNOPPIXを使うことにした。これはCD起動するLinuxだ。
まずは故障だと言われている方のドライブだけをRAIDに接続してKNOPPIXからfsckをかけてみる。恐ろしくたくさんのinodeの異常が出てくるが、途中でOSごとフリーズしてしまう。
次にもう一方のHDDだけをRAIDに接続してKNOPPIXからfsckしてみるが、途中でfsckがabortしてしまって完全には復旧できない。
バックアップがあれば諦めてしまうところだけど、なんと前回のバックアップは4月9日。orz これは何とかできるだけ復旧させないと悲しい。
USB HDDにtarで読めるだけコピーしまくる。結構エラーが出てる。読み出せないファイルがたくさんあるようだ。それでもとにかく読み出しまくる。何十GBもあるので、おそろしく時間がかかる。
ざっと見た感じだと、Blog関係はなんとか読み出せたようだ。iTunesやPhoto Galleryは読み出せなかった。;_;
MovableTypeのDBなど、いくつか他に大切なファイルが読み出せていないことも分かった。クラッシュしたディスクから取り出せないものは諦めるしかない。
しかし、故障している方のHDDから読み出すことができるかもしれない。幸いマウントは可能だ。どうやらデータ的にはクラッシュしていなくて、何かメカ的な要因か何かのようだ。起動してしばらくは機嫌よくアクセスできる。アクセスを繰り返すと、そのうち「カキン、カキン」と異音を発生して読み出せなくなる。読み出せる間にいくつかのファイルを取り出すという地道な作業を繰り返して必要なファイルの一部を取り出すことができた。これはかなりきつい作業だった。
システム(/パーティション)には異常がなく、綺麗に取り出すことができた。
今まで使っていたHDDは使い続けるのに不安があるので破棄することにして、新しいHDDを買ってきた。今まで使っていたHDDは、Maxtorの160GBSATAディスク6Y160M0だった。今回は日立の160GB SATA HDT722516DLA380にしてみた。
取り出したデータを、新しいHDDで構築したRAIDに戻して何とか今に至ります。おそろしく神経をすり減らした。かなり疲れた。
また今後のバックアップ強化のために、160GB ATA HDD(これも日立製で型番はHDT722516DLAT80)とUSB HDDケースを買い足した。これからはマメにバックアップしようっと。

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