MRT氏とともにCarrera Sを試乗してきました。
以前Cayman Sを試乗した際に、TiptoronicだったのとPASM(Porsche Active Suspension Management)が装備されていなかったのが心残りだった。営業担当者に相談すると、MTでPASM搭載(標準装備)の911 Carrera SをPorsche Japanから借りられることになり、今回試乗させてもらいました。
1年ぶりのMTでちょっと緊張。左ハンドルは慣れているんですが、どうもMTシフトは左手じゃないとしっくり来ないですね。
それにしてもCarrera S、ちょっと怖いくらいの加速ですね。355ps、400Nmで0-100km/h加速4.8秒は未知のゾーンでした。圧倒されます。
最も注目していたPASMはというと、実は差をはっきりとは感じることができませんでした。むちゃくちゃハードになることを期待していたんですが、あれ?変わった?という感じ。もしかして試乗車のPASM壊れてない?というのが印象です。どうも釈然としません。
ハンドリングはCayman Sもそうですが、追従性がよくて路面を手に取るような感じですね。コーナーでパワーをかけてラインが乱れても安心して乗れますね。ブレーキは初期制動が強すぎないんで、逆に思いっきりしっかり踏めます。普段SLKに乗っているとそぉーっと踏む癖が付いちゃってるので、一瞬あまり効かないのかと思ってしまいますが、そんなことはないです。
内装はPorscheらしく、とてもシンプル。とても1千3百万円もする車とは思えないですが、そんなところが大好きです。
それにしてもボクサーエンジンのエキゾーストは官能的ですね。本当に運転していて楽しい車ですね。
Porsche 911 Carrera S
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