ディーラの担当者さんから、CLS 63 AMGの試乗車があるので乗りに来ませんか、と電話でお誘いをもらったので行ってきました。
CLS 63 AMGのエンジンは6.3L V8でなくて、5.5LのV8にターボが付いている。
用意されてたCLS 63 AMGはなんとPerformance Package。CLS 63 AMGが524馬力なのに対して、Performance Packageは557馬力を発生する。トルクも71.3kgmに対して81.6kgmもある。
エンジンの出力だけ見ると化物のようなスペックだけど、実際に運転してみると意外とジェントルな加速。もしかしたら排気音のせいかもしれないけど、SLS AMGのような暴力的な印象はない。
それでも1.9tの車重を恐ろしく軽く加速するから凄い。クイックなハンドリングと相まってライトウェイトな車を操る感覚に陥る。
足回りの硬さがノーマルから2段階固くできるようになっていて、最もハードにすると突き上げが強くなって足回りが相当ハードになるのを感じられる。
ラグジュアリーな内装だけど、サポートがしっかりしたシートでしっかり体が固定される。
このシート、面白い装備が付いている。横Gに反応してランバーサポートが貼り出したり戻ったりする。これはなかなかいい。軽く流しているときはルーズなシートでリラックスできて、ハードに攻めるとシートが自動的にタイトに体をホールドしてくれる。
これは長距離ツーリングから、それなりにスポーツ走行まで楽しめるAMGですね。