自宅でサーバを動かしていても、メールの受信サーバだけは行おうとは思い切れないです。というのも、メールは日常の通信手段として常に安定して使いたいからです。やはり自宅で運用するようなサーバはそこまでは信頼できない。不意に発生するディスクトラブルとか、原因不明の通信切断など、ごくまれに問題も発生する。それに、メンテしようにも安易にサーバを停止する事ができなくなってしまう。
こういうことを考えると、やはりメールはホスティングサービスを利用するに限ります。例えばさくらインターネットのさくらのメールボックスはかなりリーズナブルだ。
年1,000円(月額換算83円!)でスプール200MBだ。もちろんウィルスチェック、迷惑メールフィルタ、ウェブメールも装備されている。
メールアカウント数無制限、ドメイン(独自ドメインも含めて)20個まで登録可能。メールアカウント毎に、メールの使用量の制限を掛ける事ができる。
メールアカウント個々の設定(パスワードの変更やメール転送設定など)は、アカウントユーザのウェブメール画面から行えるので、家族や友人での使用においてもプライバシーの問題はないだろう。使い方にもよるけど、メールを溜め込まないような使い方なら10〜20名程度の運用は可能なんじゃないかな。
自宅で独自ドメインやっていると、DNSは外部のダイナミックDNSを利用している事が多いと思うけど、さくらインターネットではDNSをさくら側で行なう設定の説明しかない。だけど実は、DNSのMXをさくらの自分の契約したホストに向けるだけでOKだ。これはサポートにも確認しました。いちおうサポート対応外らしいけど問題なく使えています。
メールサーバ
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