探し物のついでに、押入れから恐ろしく古いケータイが出てきた。初めて買ったケータイだ。買ったのは、NTTがデジタルのサービスを始めた翌年の1994年だ。当時はまだまだケータイなんて普及してなくて、周りでもほとんど見かけなかった。今みたいに販売店にインセンティブもなく、端末と契約料で10万円くらいしたと思う。
このNEC製の端末(デジタルムーバN II)は、折りたたみ式の元祖だ。しかしこうやって、現代のケータイと比べると、とてつもなくデカくてオモい。バッテリの持ちが悪くて、オプションのデカイ電池を取り付けてやっと待ち受け150時間、通話220分だ。(標準バッテリーだと待ち受け55時間、通話75分)
当然この当時のケータイには、メールや着メロなんて存在しない。純粋に電話(と時計くらい)の機能しかない。今のシンプルホンなんかより、ぜんぜんシンプルだ。
ちなみにこの頃の電話番号は030-から始まる番号だった。160km以上離れている時は040-に置き換えて掛けなきゃいけなかったんだ。懐かしい。
当時、HP200LX(今で言うPDAかな)なんて持ってて、通信ケーブルで接続して新幹線の車内からNIFTYにつないだりしたなぁ。今じゃケータイひとつでもっとすごいことできてしまうというのに。。。。。
初めてのケータイ
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